物販の副業で利益が出始めたら、避けて通れないのが確定申告です。「面倒だから」「やり方が分からないから」と確定申告を怠ると、無申告加算税や延滞税のペナルティが課されます。しかし、やり方さえ分かれば確定申告は難しくありません。
この記事では、物販副業の確定申告のやり方を初心者でも分かるように解説します。経費として計上できるもの、節税テクニック、おすすめの会計ソフトまで網羅的にお伝えします。
物販副業で確定申告が必要な基準
年間所得20万円を超えたら確定申告が必要
会社員が副業で物販をしている場合、年間の副業所得(売上−経費)が20万円を超えると確定申告が必要です。ここで重要なのは「売上」ではなく「所得(利益)」という点です。売上が100万円でも、経費が85万円なら所得は15万円なので確定申告は不要です(ただし住民税の申告は必要)。
確定申告の期間と方法
確定申告の期間は毎年2月16日〜3月15日です。e-Tax(電子申告)を使えば自宅からオンラインで申告でき、税務署に行く必要はありません。マイナンバーカードとスマホがあればe-Taxが利用可能です。期限を過ぎると延滞税がかかるので、早めに準備を始めましょう。
物販で経費になるもの一覧
仕入れにかかる費用
商品の仕入れ代金は全額経費になります。楽天やAmazonで購入した際の領収書やメールは必ず保存しておきましょう。実店舗で仕入れた場合はレシートを保管します。クレジットカードの明細も証拠になります。仕入れにかかった送料も経費です。
販売にかかる費用
Amazonの販売手数料、FBA手数料、メルカリの販売手数料、発送にかかる送料、梱包資材費(段ボール、テープ、プチプチなど)はすべて経費です。これらの費用を毎月記録しておくことで、確定申告時の作業が楽になります。
その他の経費
せどりツールの月額費用、スマホの通信費(副業に使う割合分)、パソコンの減価償却費、リサーチのための交通費、書籍代、セミナー参加費なども経費として認められます。自宅の一部を作業スペースに使っている場合は、家賃の一部も按分して経費にできます。
物販副業の節税テクニック
①青色申告で65万円の控除を受ける
開業届を出して青色申告にすると、最大65万円の青色申告特別控除が受けられます。年間所得が65万円以下なら、所得税がゼロになる計算です。開業届はe-Taxで無料で提出でき、提出時のデメリットもありません。物販を本気で続けるなら、必ず青色申告にしましょう。
②経費を漏れなく計上する
経費を1つでも計上し忘れると、その分だけ余計に税金を払うことになります。スマホの通信費、自宅の家賃(按分)、電気代(按分)なども意外と見落としがちな経費です。レシートやクレジットカード明細は毎月整理して、経費を漏れなく記録しましょう。
③会計ソフトで効率化する
freee、マネーフォワード、弥生会計などの会計ソフトを使えば、確定申告書の作成が大幅に楽になります。銀行口座やクレジットカードと連携すれば、自動で仕訳が作成されます。年間1万円程度の費用がかかりますが、その費用自体も経費になりますし、確定申告にかかる時間を数十時間削減できます。
確定申告の手順まとめ
まとめると、物販副業の確定申告は次の手順で進めます。①毎月の売上・経費を記録する(会計ソフト推奨)。②12月末までに1年間の帳簿を締める。③2月になったら確定申告書を作成する(会計ソフトで自動生成)。④e-Taxで電子申告を提出する。⑤所得税を納付する。毎月の記録をしっかりやっておけば、確定申告自体は1〜2時間で完了します。
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よくある質問
Q. 確定申告をしないとどうなりますか?
A. 無申告加算税(15〜20%)と延滞税(年7.3〜14.6%)のペナルティが課されます。さらに悪質な場合は重加算税(35〜40%)が課される可能性もあります。必ず期限内に確定申告を行いましょう。
Q. 物販の副業で開業届は出すべきですか?
A. 年間で継続的に利益を出しているなら、開業届を出すことをおすすめします。青色申告特別控除(最大65万円)が受けられるため、大幅な節税になります。開業届の提出にデメリットはほとんどありません。
Q. 確定申告を税理士に依頼すると費用はいくらですか?
A. 個人の確定申告なら3〜10万円が相場です。副業の規模が小さいうちは会計ソフトで自分で行い、年間所得が100万円を超えたら税理士への依頼を検討するのが良いでしょう。税理士費用も経費として計上できます。
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